Nitteki
Products
Textile」

50年の歴史を織り続けてきた織機たち・・・シャトル織機4台から始まった小さな下請け工場・・・
農業用資材織物(遮光・霜よけ)を中心にカラミ織り・フラット挿入製織や超粗目織物を
超扁平超太番手糸で特殊織物を受託加工・・・
特にカラミ織りは創業以来、ずっと休むことなく織り続けている得意分野。
近年では、織物のライバルであるはずの不織布を細く切ったスリットヤーンの製織も手掛ける・・・
織機は創業から数えると4代目・・・そして30年選手・・・でも、最新織機ではできないことがたくさんある。
これからもNitteki(ニッテキ)の「Textile(織物)は独自の歴史を刻んでいく・・・







ニッテキの織物受託加工


創業50年「スパナひと捻り」・・・50年の歴史は最新の織機に負けない独自技術があります。


ニッテキの織物の特長について


 当社は創業以来、織物(Textile)の受託加工をしております。そこで弊社の織物についてご紹介したいと思います。
 織物といえば中島みゆきさんの「糸」の歌詞のとおり「経糸(たていと)と緯糸(よこいと)」を織り合わせることにより、糸一本から大きな布に織り上げた生地のことを指します。
織物というと衣服等を想像される方も多いと思います。しかし、織物はあらゆる分野で活躍しており当社が創業以来織り続けているのは「農業用資材ネット」といわれる農作物の生育や品質を向上させるべく夏場の太陽光の遮光や遮熱、冬場の霜よけ凍結防止の保温等に使われる資材織物になります。
 衣服等とは違いずっと屋外で使用されるため雨や風・太陽光などの非常に厳しい環境下に耐える織物を必要とされます。という事は必然的に強度の高い糸を用いて強度の高い織物構造が必要になるのです。
 そこで農業用資材織物に用いられているのが弊社の得意技術「カラミ織り」です。カラミ織りとは通常の織物と違い経糸を捻じって交差させながら一本一本織り上げていくため、緯糸がほつれにくく目合いが保たれ経糸がしっかり緯糸に捻じられているためあらゆる方向からの力に耐えることが出来ます。
 弊社ではポリエチレンフラットヤーンとモノフィラメントを用いた、この製織方法を農業用資材織物だけでなく、法面緑化の土木資材織物や住宅用壁装資材織物・不織布スリットヤーン粗目フィルターなどにも活用し特殊織物受託加工を承っております。

上記画像 黒糸が「経糸(たていと)」白糸が「緯糸(よこいと)」織物構造は不織布スリットヤーンを用いた「カラミ織り」


 また、弊社の織物でもう一つ特徴的な構造が、テープ状の扁平糸を反転させずに織り上げる「フラット挿入製織法」です。
6ミリ幅にスリットしたスリットヤーンやフラットヤーン等を反転させることなく織物生地に挿入する製織法です。
 この織り方の特徴は両面で色の違うスリットヤーンを挿入することで織り上がった時点でリバーシブルの生地が出来上がることと、非常に強度が弱い扁平糸でも強度の弱い糸に負荷を掛けずに織物構成が出来周りの糸の強度で生地強度を保つため、使用用途が限定されていた素材でも用途が広がります。
なお挿入糸の表面積を最大限に生かすことができるため軽量且つ原材料コストの低い生地ができるメリットもあります。こちらも受託加工にて製織させていただいております。


フラット挿入製織法の織り前 透明のフィルムは強度の弱いPVAです。(クールブラインドもこの織り方を採用)

 そして弊社の強みである織物の限界を超えた超太番手対応と超祖密度対応です。
通常、織物と称されるものに使用される緯糸は断面積が丸く細いものが主流ですが、弊社では一般的な織物用糸の5倍から10倍の太さで扁平形状の糸を使った織物を得意としております。弊社は化学繊維を主に扱うので糸の繊度をデニールもしくはデシテックスと表記しますが、その繊度は最も細いもので280デニール最も太いもので5000デニールになり扁平糸の最大幅は5000デニールの20ミリ幅で一昔前のVHSビデオテープ級の糸を織りこなします。
 その太い糸を1インチ(2.54センチ)間に最も粗いもので3本を打ち込みカラミ織りでしっかりと受け止めさせます。この1インチ間3本という数字も特別な開口装置(ドビー)も使わずダイレクトドライブで打ち込みます。


繊度5000d幅20㎜のフラットヤーン


超祖密織物 (画像の規格は1インチ間6本打ち込みで1m幅×2丁取)



日本テキスタイルの織物製造工程動画


農業用遮光資材織物(フラットヤーン・モノフィラメント・平織)



カラミ織り織物(フラットヤーン・モノフィラメント・カラミ織)



フラット挿入織物(フラットヤーン・モノフィラメント・フラット挿入)



経糸準備工程 整経(せいけい)


弊社の製織工程

 弊社では主にお客様から糸などの材料を支給していただき、織物に加工する受託加工をメインとさせていただいております。
経糸準備工程(整経)も自社で保有しており準備工程から生地生産まで自社生産いたします。




➀原材料支給品荷受け(増トン車8tまで荷受け可能)


➁経糸準備工程「整経」(整経のみの受託加工も受付ております)
糸を一本一本クリールスタンドに取付て、1本の芯(ビームに巻き付けます)


➂整経工程で出来上がった経糸を織機に乗せタイングマシンで経糸を繋ぐ(1000本の経糸を約10分程度で繋ぎます)

画像のビームで巻き重量約600㎏


30年選手のタイングマシン 自動で経糸を繋ぎます。

➃製織準備工程

耳糸装置調整


いよいよ織付けて稼働です。

➄製織



➅完成した生地を出荷

1.5tのフォークリフトで素早く確実に出荷いたします。
以上ニッテキの製織工程を簡単に記させていただきました。


織物受託加工依頼お待ちしております



弊社では主に下記のお客様から織物受託加工を頂いております。
他業種様からの依頼も喜んでお受付させていただきます。
・農業用資材メーカー様
・繊維商社様
・印刷業様 
・建材商社様 等
皆様からの他社ではできない織物の受託加工依頼をお待ちしております。
どんな些細な事でもお気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ニッテキお問い合わせフォーム



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